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キャラバン隊は美術部と書籍部がございます。

書籍部は、絶版となりました福田尚代の初期の回文集『無言寺の僧』と『言追い牡蠣』の2冊を合本した『福田尚代 初期回文集』を発行しました。
また、キャラバン隊としてではございませんが、JIROX最晩年の作品をまとめた写真集
『JIROX MEALS』の発行に参加。

美術部は、
展覧会を企画、開催を不定期におこなう移動式展覧会。
キャラバン隊美術部で開催いたします展覧会は、言葉・意識・感情・自分・他者・過去。外側から与えられた事象で起こる科学反応。外部作用から起こる現象を見る研究の場でもあると考えております。
第1回展覧会から第6回展覧会は隣り合う、向き合う作品同士の化学反応を見るためにグループ展で構成してまいりました。
第7回展覧会はキャラバン隊美術部活動のファイナルの展覧会となり、キャラバン隊美術部初のソロでの展覧会となります。

展覧会という実験・検証を終えましたら『報告書』を作成し、ご案内を差し上げました方々さまへ送付。おいで頂けた方へは「そうそう、こんな展覧会だった」と、お運び叶わなかった方へは「そうか、こんな展覧会だったのか」と味わって頂けるように。第3回展覧会報告書からは、レビューを美術専門家に執筆依頼。


会場は、日本の独自文化である「貸し画廊」という制度をフルに活用。
その都度の展覧会に合わせた画廊を選び、画廊使用料をお支払いして、その画廊が築いてこられた信用とノウハウをお借りしながらの開催。

画廊という実店舗を持たぬからこそ、不定期という贅沢な時間配分が出来るからこその活動 より自由に、より実験的に。


 

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